iPhone下取りで警視庁がソフトバンクに指導 
古物営業法違反の恐れ 2012.9.25 

21日の米アップルの新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone5」の
発売にともなって、旧型の下取りサービスを始めたソフトバンクモバイル(東京)に
対して、警視庁が古物営業法違反(無許可営業)に当たる恐れがあるとして、
指導していたことが25日、同庁と同社への取材で分かった。
同社は指導を受け、古物商の許可を持っているグループ会社のソフトバンクテレコム
(東京)が下取りをする形式に変更してサービスを継続するとしており、
「すでに下取りした物については警視庁と相談して対応を決める」と話している。
同社は、中古品を扱う際に必要な古物商の許可を得ていなかったが、21日から全国の
ソフトバンクショップなどで旧型のスマホを2千〜2万円で買い取り、月々の利用料
から値引きするサービスを始めていた。
警視庁は、中古のスマホを下取りをする際に、種類に応じて値引き額が変わり、
破損した物は引き取らないという同社のサービスが同法上の古物商に当たる可能性が
あるとして、指導していた。