「芸能界の暴君」こと島田紳助が暴力団との親密な交際が発覚し、芸能界を引退したが、球界では
一部週刊誌で"恐喝告訴騒動"を報じられた阪神の金本知憲の、シーズン後の動向が注目を集めている。

先月発売の「週刊文春」(文藝春秋)「週刊新潮」(新潮社)によると、金本は懇意にしていた
投資会社社長と金銭トラブルを起こしており、出資した1億3,000万円の返金をめぐって、
山口組組織の名前を出して恐喝した疑いが持たれている。

社長サイドは2009年1月に東京都内で監禁・恫喝されたとも主張しており、警視庁の組織犯罪対策部に
告訴状を提出。受理されるか否かは、ペナントレースが終了する来月にも明らかになるという。

警視庁担当の一般紙記者は「投資会社社長もかなり筋の悪い人物で、供述にも不審な点があるそうです。
ただ、金本というビックネームに加え、当局が壊滅を目指している山口組の名前も出ているだけに、
世間的な波及効果を考え、当局が無理を承知で(告訴状を)受理する可能性もありますよ」と語る。

万が一、当局が告訴状を受理すれば事件として扱われるため、金本は引退を余儀なくされるだろう。
こうした状況に、金本と親しい球界関係者やタニマチ筋は心配の電話を入れているというが、金本は
「大丈夫や。俺は山口組の名前なんか出してない」と語ったという。

さらに、一部で「金本に暴力団関係者を紹介したのは紳助では?」という疑惑に関しても
「俺は紳助とちゃうで」と一笑に付したという。

ただし、金本はこうも付け加えたという。「紳助から(暴力団関係者を)紹介された? アホか。
紳助に紹介されんでもちゃんとおるわ(笑)」。こうした笑えないジョークも飛び出すあたり、
金本には勝算があるようだが......。

http://www.cyzo.com/2011/09/post_8592.html