●WBC日韓初戦 「高視聴率」納得の理由 野球の面白さはサッカーの比ではない●
あるテレビ制作会社の会議室で、著名な制作者たちと3時間にも及ぶ会合が終ったら、もう番組が始まる直前。宿敵韓国との試合を帰りの車中、ワンセグで見る。
松坂大輔の浴びたツーランホームランで北京の悪夢を思い出したが、2回表の5点でやっと安心できた。帰宅後は大画面にかぶりつき。
ご同様の野球ファンが山ほどいたと見えて、この試合の関東地区平均視聴率は37.8%、瞬間最高視聴率は46.3%にも達した。テレビ朝日はこのところバカつきである。
一時、サッカーを見る者は新しい人、プロ野球を見る者は古い人という偏見がまかり通った。
だが、高度な野球の面白さはサッカーの比ではない。この日の視聴率はそれを証明したともいえるし、試合初めから終りまでじっくり見せた局の態度も貢献したといえよう。
http://www.j-cast.com/tv/2009/03/12037519.html