小学生がつぶやくサッカーW杯日本代表の姿
【PJニュース 06月28日】− 「茶髪が多いからダメなんだよ。茶髪にする時間があったら走りこめばいいのに」と、
ある小学生が日本のサッカー選手についてそうつぶやいた。もう少し詳しく聞いてみると、「ブラジルの選手はそんなに
格好つけていないし、WBCで優勝した野球選手だってサッカー選手よりも派手じゃない」とのこと。“格好つけるより
も、強くなるためにもっと練習に集中したほうが良いのではないか?”ということだ。

 確かに、日本のサッカー選手は、全てとは言わないが、髪を染めたりブランド品を身に付けたりする選手が目に付く。
また、某企業のスーツの宣伝に起用されたW杯出場選手もいたように、“強さ”よりも“ビジュアル”的なイメージが先行
しているのが事実ではないだろうか。

 日本代表は今回のドイツ大会で、3度目のW杯出場を果たしたが、残念ながら1次リーグ敗退。そんな日本は、サッカーに
関してまだまだ発展途上であると言わざるを得ない。日本がこれから本当に“強さ”を求めるならば、選手は“格好”ばかり
に気を取られていないで、もっと“サッカー”に集中すべきではないだろうか。

 ちなみに、記者自身もこの小学生と同じ意見を持っているのだが、周囲に聞いてみても同じ意見を持つ人はいる。“強さ”
に向けて無心で突っ走るならば、“ビジュアル”は気にする心の余裕はないはずである。日本のサッカー選手が“本物の強さ”
を身に付け、内から湧き出るような“本物の格好良さ”をこの目で拝見したいものだ。【了】

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2137852/detail