須藤の人生における目標は、あくまでも哲学とHIP HOPの分野での成功。
アイドル活動は所詮足掛り、地固めにしか過ぎず、将来の為に自らの価値を高める手段。
「ただの普通の女の子」ではダメで、「元国民的アイドルの、元AKB48の子」という「肩書き」を手に入れる必要があった。
だから、ネームバリューに劣る、「NMB48なんかには」入りたくなかった。
あわよくば、AKB48へ移籍出来ないかと試みた。総選挙で母親が病気、ガンと言ったのもそれが狙い。
NNB48在籍中に散々暴言を吐いていたとしたら、追い出される事も考えていたかもしれない。
しかしながらその夢半ばにして、隠れて男と付き合っている事がバレて、結果辞めざるを得なくなり、AKB48というブランドを手に入れる事は出来なくなった。
彼女の人生が予定通りで幸せだと言ってる奴もいるが、むしろ俺は自分の思い通りにならず、今は嫌がらせや仕返しみたいな事をやってるように思える。