>>886
続いての手紙はお姉様より (代読:日下)
「こんな風に手紙を書くのは初めてだよね。
せっかくの機会なので、ちょっと照れ臭いけれど
普段なかなか言えないことを書いてみようと思います
私たちの性格は真逆で、思春期の頃は特に対立してしまうことが多かったよね。
だから、みおが小学生の時に芸能界のお仕事を始めてからAKB48に入るまでは、
あまり素直に応援してあげられていなかったと思います。
初めてAKB48のコンサートに行かせてもらった時、
大きなステージで全力で歌って踊って
キラキラ輝いているみおの姿を見て、すごく感動したのを覚えています。
それからはコンサートだけではなく、
テレビや舞台でも活躍する姿を見ることがとても楽しみになりました。
今こうして私たちの距離が縮まったのは、
みおがアイドルという天職を見つけたお陰だと思っています
お休みの日には、二人でご飯を食べに行ったり、
お出かけしたり、大人になってから楽しい思い出も
たくさん増えたね。今では可愛い甥っ子ちゃんも加わって、
また皆で遊園地に行きたいね。
いつも他愛もない話はするけれど、
仕事の悩みや弱音なんかはほとんど口にしないよね。
卒業のこともまさかネットニュースで知るなんて思いもしませんでした(笑)。
あまりにも驚いてすぐにLINEしたら、『えへへ』とだけ
返ってきた事にもびっくりしましたが、
みおらしくて笑ってしまいました。
昔からお調子者で、突拍子もない行動を取るところは
相変わらずだなって思います。
でも芸能界というすごく厳しい世界で、
人一倍小さい体なのに色んなものを背負い込みながら、
次々と自分の道を切り開いて進む姿はとてもたくましく、尊敬しています。
もう少し頼ってもいいんだよと思うこともあるけれど、
私に出来ることは、たまに『おねーちゃん』って
甘えてくれる、みおに手料理でも作ってあげることぐらいかな。
いつでも思いっきりオフモードになれる場所があることを忘れないでね。
大人になっても子供の頃と変わらず、つい世話を焼きたくなってしまう可愛い存在です。
私の妹として生まれてきてくれてありがとう。
卒業後の活躍も楽しみにしています。」