振られた時は特にりりぽんしかいないって。
俺にはりりぽんだけだったって。
りりぽんと一緒になれない世の中なんか、ぶち壊して死んでやるって。
そういう自分を見れば、きっとりりぽんも俺って男を振ったことを悔やむだろうって。
でも、それは間違いなわけ。
そういう事は全然無いわけ。
馬鹿なキモヲタの馬鹿な死が、三面記事を飾り立て、世間の物笑いの種になるころ、りりぽんはけい君と引っ付いて子供コロコロ産んじゃって、自転車に乗っけて買い物なんか行ったりして塾なんか行かせたりして、それで世の中、収まったりするわけ。