「そりゃあんまりだ!」元NMB須藤梨々花の激白!
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14日に放送された、日本テレビ系『ダウンタウンDX』に、先日、結婚宣言からグループ
卒業で一躍有名になった元NMBの須藤梨々花が出演し、恋人とののろけ話を皮切り
に、言いたい放題の暴露話を披露した。

「AKBグループは恋愛は禁止でも片思いはOKだから、1年間片思いだった」(1年片思
いすれば恋愛OKというわけではない)。「握手会が嫌で、ミンティアを彼氏だと思って
我慢していた」「結婚宣言をする総選挙で、そのことを隠して投票を呼び掛けたのは、
アイドルとしての営業であり仕事」

 総選挙での突然の結婚宣言に対し、露骨に不快感を表していた高橋朱里のような
仲間もいたが、その後の須藤に対する風当たりは、それほど強かったわけではない。
卒業公演もあり、レギュラーだったテレビ番組も穏やかに終わり、最後の握手会にも、
涙ながらに応援をし続けたファンもいる。

 どんなに本音では嫌であろうとも、そういうファンまでも、一括りにして足蹴にする
発言に、普段はアイドルヲタに厳しいネット住民も「清々しいまでの死体蹴り」「これ、
古巣のみならず、すべてのグループの人間まとめて地獄に叩き落としたな」「ごり
押しした運営、のったファン、まとめて馬鹿にする根性は嫌いじゃないが、芸能界
に残っては欲しくないね」 と、ドン引き。

 AKBの大家志津香は「考え方は人それぞれだけどすべてのアイドルがビジネス
で握手をしているわけじゃないと思う」と火消しに走るも、人のいいファンたちも、「さ
すがにそこまで言われて握手はしたくない」「ヲタ卒させてくれてありがとう」などと言
い出している。

 正直な話、須藤の発言は事実だろうと思う。

 握手会も、厄介なファン、あるいは暴言を吐きにくるアンチを相手にもニコニコ笑っ
ていないといけないのだから、精神的にも、あるいは体力的にもしんどいだろうし、
年頃の女の子に恋愛をするなと本気で強要したら人権侵害だろう。心と裏腹なヲタ
媚びで売り上げを伸ばすのもプロとしての仕事であるというのも否定はできない。

 問題は、そのことを、暖かく送り出すファンに涙の謝罪をしたばかりのタイミングで
言うかということ。すべてのアイドルが須藤と同じ感覚でアイドルをしているわけでは
ないのだが、この発言で、48グループも、坂道グループも、その他のアイドルグルー
プも、ビジネスなのではないかという疑惑の目で見られることになる。

 自分の発言がどれほど他人に迷惑をかけるのかを想像できないほど、愚かな頭の
持ち主とは思えないだけに、非常に残念な発言だ。

 思えば、須藤はドラフトでNMBに入ったあと、選抜、センターと、明るい道を歩き続け、
哲学だの麻雀だのと話題の中心になってきた。少しでも人気を上げたくて、必死にス
キルを磨き、あるいは握手会で印象を残そうと苦労しているメンバーのことは目に入っ
ていなかったのだろうし、これまでグループを育てていた先輩や運営の苦労も、自分の
ために用意された踏み台でしかなかったのだろうか?