日本という国は、前頭葉の機能が低下しやすい社会構造を持っています。
簡単に言うと、前頭葉を働かせて新しいことをしようとすると、前頭葉を使わない「前例踏襲」の人たちにはじかれるという構造です。

少し考えただけでも思い当たるはずです。
大多数の意見とは逆のことを言う人は、しばしば「異分子」として白眼視されます。
人より目立ちすぎると、「出る杭」として打たれます。
新しいアイデアを出しても、「前例がないから」と却下されることが多々あります。
そうした社会から、新規性のある面白いビジネスが生まれるのは難しく、日本の国際競争力は落ちるばかりです。