S&P500種は4000割れが「臨界点」、大量脱出の引き金に-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-29/RB4114DWRGG201

S&P500種株価指数の4000割れは、米株式から大量の資金流出を誘発する「臨界点」となる可能性があると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストらが指摘した。

株式からの資金引き揚げはすでに始まっており、過去3週間に株式ファンドから流出した額は2020年3月以来の多額に相当すると、マイケル・ハートネット氏率いる同行ストラテジストチームはEPFRグローバルのデータに基づいて指摘した。


 株式ファンドには2021年の初めから1兆1000億ドル(143兆円)の「巨額」資金が流入したが、
エントリーポイントは平均で4274だったとストラテジストらは指摘。つまり「痛みと脱出」には4000を割り込む必要があると、29日付のリポートで論じた。