リスクは、本来、不確定性を現すもので、確率的に、得するか損するかのふれ幅が大きいものがリスク高とされる。

現時点では、持ち家は完済時に将来の家賃を支払わなくていいハッピーエンドから、家が延焼したり倒壊したり、職を失いローンを払えず自己破産というバッドエンドという、この不確定要素によるゴールのふれ幅が大きいので、これがすなわちリスクである。

賃貸を続けることはハッピーエンドはないものの、倒壊延焼時は他の賃貸へ移り住むことか簡単に可能。
職を失うリスクは同程度だが、家賃が払えなければもっと家賃の安い物件にいけばいい。
長生きすればトータルでたくさん住居費を払うことになるが、多めに払った住居費の位置付けは、ある意味、持ち家オーナーが被るようなリスク回避のための掛け捨て保険であると考えれば、そんなに高いものではないとおもう。