>>39
まず取引1回あたりの「利益:損失=3:1」のケースを想定して下さい。
するとたとえ勝率3割でも収支はプラスになることがわかります。(+3x3勝-1x7敗 = 収支+2)
これにより「損小利大だと、もし負け越しても収支はプラスになるトレードが可能」
という大きなアドバンテージがあることがわかります。

次に逆の割合で「利益:損失=1:3」の利小損大でトレードした場合を想定すると
たとえ勝率7割でも収支はマイナスになってしまうことがわかります。(+1x7勝-3*3敗 = 収支-2)
この時点で「勝率7割でも収支がマイナスになる利小損大トレードなど
わざわざやる理由は無い」ことがわかるはずです。

そして質問者の方が一つ見落としているのは「勝率3割でも収支がプラスの損小利大トレード」は
別に「損小利大だから勝率が3割に落ちる」わけではなく、「損小利大トレードでも勝率7割、
もしくはそれ以上」のトレードが(実力次第では)可能という点です。

それに比べて上記利小損大(1:3)トレードの場合、「勝率7割でもマイナス収支が確定、
プラスにするには勝率75%超の成績が不可欠」(複利無しの場合)という
最早やる意味が見出せないほど不利なトレードとなるため損小利大と利小損大、
トレーダーはどちらを目指すべきか御理解頂けると思います。