まず生命保険料控除についてだけど確定申告の手引きによれば 最高で年12万円まで控除できるが
生命保険料で年額最高4万円、個人年金保険料で年額最高4万円、介護医療保険料で年額最高4万円で合計12万円になっている
旧生命保険料は年額最高5万円まで、旧個人年金保険料は年額最高5万円までであるが、新旧合算の場合はそれぞれ年額最高4万円まであり
旧生命保険料と旧個人年金保険料と介護医療保険料の組み合わせでも最終的に年額最高12万円までになってます

どの保険料控除を使うために何の保険に入ってるのかがあまり語られてないように思いますがこれから紹介しますのは介護医療保険料分の控除を利用したなかなか高リターンが望める介護医療保険です
それは全労済の総合医療共済・終身介護プランです
・30000コースと45000コースがあります
・要介護認定3以上になると毎月3万円あるいは4万5千円給付されます
・掛け金は終身払い続けますが給付も終身です(定期もありますがメリットが良く分かりません)
ポイントは
・何歳で加入するか(毎月の掛け金は終身で一定額のため早いほうが安い掛け金になる)
・何歳で要介護認定3になるか
・何歳まで生きられるか
私の場合は40歳で加入したので掛け金は4,500円です.(ちなみに65歳加入の場合は10,450円です)
75歳で要介護認定3を受けた場合その日までに支払った掛け金は約180万円、翌月からは45,000円給付され掛け金4,500円が徴収されます
そこで180万円を支払済みの固定費として考え、その後の毎月4,500円を変動費に見立てて損益分岐点を導くと202万5,000円になり保険金給付開始から50ヶ月後の79歳になったばかりの頃になります
そこからは長生きした分すべて利益となります
ちなみに88歳まで生きたとすると支払掛け金総額約255万円、受取保険給付総額は756万円になります
80歳で要介護3になった場合は給付開始から58ヶ月後84歳で損益分岐点を迎え88歳で掛金支払総額は同じで486万円を受け取る
88歳まで生きる前提だと83歳までに要介護認定を受けないと損益分岐点を下回り赤字ですが88歳を超えて長生き出来ればその限りではありません
早死したり要介護認定3がなかなか受けられなかったりした場合のリスクと長生きした時のリターンを考える投資的介護医療保険だと思います
40歳加入で75歳給付開始88歳死亡の場合、48年間4,500円払う掛金の利回りを年金終価係数を用いて計算しますと
金額 (756万-255万=501万)= 積立額(4500) × 年金終価係数
年金終価係数 = ((1 + 年利率)^年数)ー 1)÷ 年利率
毎年複利計算で年利2.57%となります
まあ100歳まで生きてやろうと思いますわ