>>571
もちろん、世界の債券や株の動きや、19年に予定の消費増税による景気後退とか
そういうのが全部絡んでくるから、確実にこうなるってのはない。市場は絶えず動くから。
ただし銀行が買うから大丈夫ってのは、ある意味矛盾。
もともと日銀が世界でもありえない規模で、緩和をした理由自体が、国債を買いまくって
金利をさげて、貸出を増やして、住宅ローンも下げて個人の消費も増やし、物価を
上げるため。
金利が上がると銀行が買ってくれるってのは、緩和前の状態に戻るってこと。
仮に1%としても政府負担は、2019年に消費税が10%になり、さらに金利負担で
それを5%上乗せしないと国債の金利負担を維持できなくなる。
しかも日銀は大量に国債を保有してるから、小さい金利上昇でも、日銀の損失は
天文学的な規模。(ぐぐれば専門家の試算が山のように出て来る)

もちろん日銀が言うように物価が上がり、雇用が増え、給料が増えればなんとかなる。
でも現実には日本はすさまじい老齢化で、所得が増えてないし、逆に社会保障の負担
像で、実質収入は下がっている。
そこで金利が上がればだれかが買うってのは確率は低いとは思うよ。