日銀が国債買い入れを減らしてるのは中学生でもわかるような単純な理由だよ。
日本のすべての国債発行残高から、現在日銀が持ってるのを全部引いて、
さらに日本の年金と郵貯と、銀行が担保として保有する国債を引くと、
市場に残ってる国債がみんなが思ってる以上に少ない。
言ってた80兆円を買い続けると、あと1年半程度で市場から国債がなくなり
強制的なテーパリングになってしまう。
だから日銀は80兆円だったのを、イールドカーブ政策ですでに20兆円も減らしている。
こんなのニュースでしょっちゅう流れてるから、だれでも知ってるわな。
で問題なのが、市場が緩和の限界をいつごろから話題にするかってこと。
だから年末には、緩和縮小のデフレ&円高を、かなり意識しても不思議じゃないよねってこと。
日銀が緩和して日本の通貨を4倍にする前ってもう忘れてる人が多いかな?
日経平均は8000円で、ドル円は80円。
こういうことを言うと、破綻論だ、って区別できないやつがいるけど、真逆よ。
正反対で日本円の流通量が減って、円が強くなり、デフレマインドになるってこと。