斎藤佑人気に巨人は歯ぎしりしてるんじゃないか
http://v.gendai.net/q/jskycmi/Af8jHdgjAkuNTlZ9vPPGdvVhdvI26slXrBInPO1uldXza2sSKajzuPMSIhIvGPMY8xItEiUY80jzEiqgMDAwMDAw/q?i=article%2Fdetail&aid=226123&p=1

日刊ゲンダイ(2011/2/16)
新人沢村が紅白戦で好投したのが救いだが

◆「こんなこと初めて」とOBびっくり

 27日の日本ハム―楽天戦のオープン戦を急きょ、NHKがテレビ中継することを決めた。東北6県向けというから星野楽天人気もあるだろうが、NHKがオープン戦を中継するのは極めて異例。
斎藤佑の登板を見越してのことだとも十分、考えられる。すでにCS放送のGAORAスポーツが日本ハム主催のオープン戦9試合の生中継を決めている。

 斎藤の最初の実戦登板となった13日の韓国・サムスンとの練習試合には、4000人収容の名護の球場に5200人が集まった。
テレビのワイドショーも連日のように報じ、斎藤フィーバーはとどまるところを知らず、日本ハムがメディアに取り上げられる機会もグーンと増えた。

 そんな中、人気がもうひとつ盛り上がらないのが巨人だ。巨人の某OBがこんな驚きとも嘆きともいえるつぶやきを漏らした。

「こんなものが来たのは巨人をやめてから何十年になるが初めて。噂には聞いてたけど、よほど売れてないんだな」

 昨年の12月、突然、巨人から年間指定席の購入をお願いする封書が届いたという。

 かつてはプラチナペーパーといわれた巨人の年間指定席だが、今ではそんな面影はゼロに等しいようだ。都内に住むサラリーマンもこう言う。

「先日、自宅にいたら東京ドームの巨人戦の年間シートがあるので購入しませんか、と勧誘の電話があった。実は去年も同じような電話があったけど、なんだかなりふり構わずって感じだったな」

 関係者によると4席とか6席とか持っていた企業が折からの不景気もあって、年間指定席を手放すことが少なくないそうだ。
20年近く年間席を保有していたが、このオフに購入をやめた建設関係のオーナーはこう言う。

「持っていても見に行ける試合は限られるし、従業員やお得意さんに切符をあげても昔みたいに喜ばれない。見に行きたい選手がいないっていうんだ。
それなら持っていても仕方がないので、昨年限りで購入を中止にした。
斎藤が巨人に入団してたら? ウーン、考え直したかも」

(続く)