俺が小学生の頃、どうしても山崎智也のサインが欲しくて、競艇場で色紙とマジックを持って、選手の出待ちをしていた。
智也が出てきて俺は「山崎選手サインおねがいします」と叫んだがササッと車に乗ってしまった。

がっくりしてると、毒島が俺に「僕のサインでもいいかな?」とニッコリしながら声をかけてくれた。
俺はびっくりしたが「もちろんです、お願いします!」と言うとスラスラとサインをしてくれた。
その後「これからも山崎選手と競艇の応援よろしくね」と声をかけてくれた。

あの毒島の笑顔は、今でも忘れられない。

サインはすぐ捨てた。