自分の資金で個人開業しないで、専門医が何人も集まってドクターズ・オフィスを作るのが良いと思う
資本形態は合議によるパートナーシップ制なので、耳鼻科をやりたい人は、空いたスペースに申し込む
すでにパートナーの持分を持っている各科の医者たちが面接して話しあって、入れるかどうか決める
認められたら、銀行借入も利用して、診療スペースのコマ代としてパートナーシップに持分拠出をする
高齢になって廃業したい場合には、自分の持分を若い人に譲るだけで、個人医院の廃業の手間などは
一切不要で片付いてしまう。株券みたいな証書の譲渡だけだから
譲り受けた次代の医者は、既存設備に追加したり、取り替えたりの費用が発生するが、それが自分の持分の
増減として記帳され、自分がよそに転居して明け渡したいと思えば、原始参画持分+増減持分を譲受人に引き継ぐ
こうなれば、若い人の開業は既存の設備が用意されているから楽だし、その後の設備充実や転居も楽、
廃業も手間が一切かからない
結論として、医者はせがれがバカなら無理に医院(という負債を)継がせなくてもよくなるし、実家が医者でない家庭でも
適性がある人間が制約を感じることなく開業できる
もっと言えば、医者がそれぞれの専門でブースを持っている種々役的な医療スペースなので、患者を他科に紹介しやすいし、
患者も30歩も歩けば内科⇒耳鼻科なんて感じになる
地域の中核綜合病院をおっ建てるとなると、それなりの計画や費用が必要になるし、150m四方のスペースとなると土地探しに苦労する
パートナーシップ制は現実解だと思う