【 再 開 】


いつもよりも仕事を早く終えて帰宅したジョージだが、いくら玄関のドアを叩いても妻からの返事がない

仕方なく自分の鍵を使って家の中へ入ったが、どうしたことかいるなずの妻の姿が見えない

「おかしいな!?」 ジョージはそう思いながら、家中を捜し始めた

そのうちに二階の寝室で物音が聞こえたような気がした

寝室に入ると妻がベッドの上で裸で寝ていた

「おお?こんな所にいたのか。しかし、なんで裸で寝ているんだ、おまえ?」

「え?い、いや、その・・・」

「まったく何をしているんだ。風邪をひくから早く服を着なさい。おまえはいっぱい可愛い服を持っているじゃないか。いったい何枚の服を持っているというんだ?私が数えてやろう」

ジョージはそう言って洋服ダンスを開け、ハンガーにかかった洋服を数え始めた

「一、二、三、四、おお、久しぶりイオン!五、六、七・・・・・」