OKいただいたので投下。長くなるので分割で。

職場の同僚が飲食店を出禁になった話。所々フェイク、脚色あり。

当方、都内勤務のリーマン。
ある日の昼休み、食事を終えて同僚たちとだべっていたら、とある同僚(以下A)が外から戻ってきた。
憮然とした様子で、店を出禁になったとぼやいていたので、みんなで話を聞くことに。
その店はチェーンの居酒屋で、昼はお手頃価格で定食を出しており、ごはん味噌汁お替り自由の、
いわゆる定番の「庶民の味方」的な店だった。うちの社員も利用している人間は多く、自分も良くお世話になっていた。
Aもその一人だったんだけど、その日店を出る時、店員に「お客さん、明日からこれね」と指で×印を示されたらしい。
当然、普通に食事しているだけならそんなことは起こり得ないわけで、みんなで「お前何やったんだよ?」と質問攻め。
Aが言うには、「心当たりはない。しいて言うなら、ご飯を漫画盛り5杯くらいと、それに合わせて味噌汁を食ってたくらい」らしい。
話を聞く限り、出禁にされる要素は見当たらなく、その時は「漫画盛り5杯は多いだろw」くらいだった。
むしろ、本当にそれが理由なら、お替り自由をうたってそれはちょっとけち臭いよな~って感じで、Aに同情的な者もいた。
まぁ、しばらくAはそのネタで軽くからかわれるのが定番になったくらいで、特に大きな話にはならなかった。
しかし、ある時Aがそのネタでからかわれていた時、近くで話を聞いていた新人(以下B)が話に入ってきた。
このB、名門大のラグビー部でレギュラーを張っていたというゴリゴリマッチョのラガーマン。縦も横もデカいデカい。
そんなBが言うには、「自分も良くそこ行って5,6杯くらい食いますけど、何も言われないっすよ」とのこと。
それを聞いた一同、これは何かおかしいと訝しみ始め、強面の先輩がAに「お前何か隠してることあんじゃねーか?」と
詰め寄り、白状させたところ、とんでもない事実が判明。