先日、孫がビデオを見ているととんでもない言葉に耳を疑いました。
「ダーキー(darkie※黒ん坊の意)の首を斬れ!」
悪意と狂気しかありません。
主人公は深夜のスラム街でデーモンの討伐をしているとの事ですが、我々黒人をデーモンに見立てているのでしょう。
我々の祖先が奴隷としてこの大陸に連れてこられた時の常套句、黒人は頑丈で死なない、病気にならない等を自慢気に語るデーモンに怒りがこみ上げてきます。
しかもデーモンのボスはムザンと言います。これはかつての奴隷供給地ムサンビーケ(日本語でモザンビーク)を意味しているのでしょう。
そのデーモンを退治するのが中華系の少年、金髪白人の少年、大陸先住民の未開人、ターバンを巻いたアラブ系(一夫多妻制である事から)の男と、
世界中の人種が手を取り合い黒人を排除する内容となっております。
このような番組を見て育つ子どもの将来が非常に心配です。
この国はいったい何処に進んでいくのでしょうか。