東京で、現地社員がよく行くという食堂に一緒に行ったらよその会社の社食だった。
大企業の東京本社の社食で、その日の日替り定食が焼きうどん定食。
え?焼きうどん定食?

そう、定食のおかずが焼きうどんなのである。
それが、大企業の社食の日替りとして出てくるくらいに、東京ではポピュラーであるらしい。

恐る恐る、焼きうどんから食べてみる。
見た目は普通の醤油焼きうどん。「おかず」の位置にあるとは言え、特に麺が少ないということはない。
食べてみてびっくり。驚くほど味が濃い!え?関東は薄味なんじゃないの?
ところが、ご飯を食べてみてわかった。白いご飯とのバランスで、味を異様に濃くした焼きうどんなんである。

それにしても・・・ほとんど醤油味で白飯を食べてる感じだなぁ。

驚いたけど、そういう文化なのだろう。異なる文化として、これはこれで有りなんだと思う。
世界中に、驚くような文化は色々あるのだから・・・とは言え日本国内で、これはかなりの衝撃。

なんとか完食はした。現地社員の皆さん、食堂に集う他社の皆さん、一番多いのがこの日替りである焼きうどん定食、
それを美味しそうに召し上がっている。
自分は、うーん、もういいかな、正直。
異文化なので、それはそれとして、でも、自分の好みではないかな、と。ただ、それだけのこと。