>>20 からの続き
 “子どもの遊びぐらい大目に見てあげて・・・”と思う方も、少なくないかもしれません。
しかし、ボール遊びやキャスターボードなど、道路遊びは時に、夜遅くまで続くことも・・・中には、火遊びをする子どもまで!
注意をすれば、その保護者から嫌がらせを受けるようになり、より深刻な近隣トラブルに発展するケースが後を絶たないというのです。

「流産しろ、流産しろ」(女A)
「そうやで」(女B)
「流産しろ、流産しろ」(女A)
「藤原さん(仮名)のお母さんが3人目産むねんて」(子)
「流産したらええねん!」(女A)

 3年前、関西地方の住宅街に引っ越してきた藤原さん(仮名)も、トラブルに巻き込まれた一人です。2人の子どもがいる藤原さん(仮名)。
当時、3人目の子どもを妊娠中でした。

「私に対しての誹謗中傷だったりとか、『流産したらええねん』とか。私の一番上の子と二番目の子に対して、
『ガキ殺したる』というような暴言が夜の10時から明くる日の深夜1時2時ぐらいまでそれが聞こえてきて」

 トラブルの引き金となったのは、“自宅前の道路での遊び”をめぐる問題でした。
おととし、向かいの住人の子どもらが道路でボール遊びをしていた際、藤原さん(仮名)の車にボールがぶつかり、傷が付いたといいます。
しかし、親は謝罪をすることもなく、逆に、苦情を言ってきたというのです。

「『道路でボール遊びをしたら危ないからね。車とかに当たって傷が付いたら、誰かが直したりしないとダメなんだよ』という教え方を
したんですけど、後日、その方(親)が『ボールが車に当たったぐらいやったら、そのぐらいで傷は付かんと思うんやけど』というような
言い返しをされまして」

「そしたら、そこからその方が私たちに敵意を向けてきまして」