【社会】東京五輪、天皇陛下はJOCの「誤訳」をさり気なく訂正 開会宣言に垣間見えた元首の器 [あずささん★]
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1628312465/
コロナ禍で国民に寄り添い、「祝う」を「記念」に変えたことで注目された天皇陛下の東京五輪の開会宣言。
実は、気づく人はほとんどいなかったが、陛下はJOCの誤訳を、人目につかぬよう訂正していたのだ。

*****
そもそも開会宣言は、仏語と英語でかかれた五輪憲章の原文に明記されている。
日本オリンピック委員会(JOC)によって和訳された宣言文を、開催国の元首が読み上げることになっている。
東京五輪の開会式では、次のとおり宣言文を読み上げた。
「私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します」

コロナ禍に配慮した天皇陛下が、規定文の「祝う」を「記念」に変えたことだけが注目された。
実は、天皇陛下は、重要な「誤訳」を訂正していたのだ。  
JOCが公表する「五輪憲章2020年版・英和対訳」を見てみよう。
「わたしは、第(オリンピアードの番号) 回近代オリンピアードを祝い、(開催地名)オリンピック競技大会の開会を宣言します」

何が違うのか。多賀教授の解説によると、天皇陛下の実際の宣言では、天皇である「私」の行為は、「宣言する」のみだ。一方、JOCの和訳では、「私」は、「祝う」ことと「宣言する」という二つの行為をしていることになる。

ちなみに、「オリンピアード」とはオリンピックが始まるべき年から4年間の期間を意味する。
宣言に登場する第32回は、2020年から23年までの4年間のことだ。
「コロナ禍に配慮して、『記念する』という言葉を使われたことに注目が集まりました。

しかし、もうひとつ重要なことは、文の構造を取り違えた重大な誤訳について、騒ぎにならないよう、さり気なく訂正されているという点です」
(以下省略)
※以下の部分はソース元にてご確認ください

ソース/AERA dot
https://dot.asahi.com/dot/2021080600079.html