うがい薬 官房長官は検証注視 専門家「防御力落ちる可能性」 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200805/k10012552251000.html
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殺菌効果のあるうがい薬でうがいをすると、新型コロナウイルスが減ったとする研究結果を大阪府が発表したことについて、
菅官房長官は、今後行われる予定の重症化の予防効果を検証するための研究を、注視していく考えを示しました。
一方、専門家は「もともと口の中にいる細菌を根こそぎ絶やしてしまい、かえって防御力が落ちてしまう可能性もあるのではないか」と指摘しました。

抜粋
■専門家「かえって防御力が落ちてしまう可能性も」
うがいとかぜの関係について詳しい京都大学の川村孝名誉教授によりますと、ポビドンヨードのうがい薬で重症化を防ぐことができるかどうかについて、
「うがい薬を使えば口の中のウイルスが減るのは当然の結果だが、ウイルスは鼻やのど、それに肺に届くと速やかに細胞に入っていってしまうため、あとからうがいして意味があるかについては今のところ分かっていない。
一方で、ポビドンヨードは、ウイルスだけではなく、もともと口の中にいる細菌を根こそぎ絶やしてしまいかえって防御力が落ちてしまう可能性もあるのではないか」と指摘しました。

■専門家「真摯(しんし)な姿勢とは言えない」
大阪府の発表について、感染対策に詳しい聖路加国際病院のQIセンター感染管理室の坂本史衣マネージャーは
「厳しい試験を経たわけではない段階の研究について一般の人たちに広く発信する場で有効性に言及するのは、科学的に真摯(しんし)な姿勢とは言えないのではないか」と指摘しています。

■吉村知事「予防効果があるとはひと言も言っていない」 ←ゴミ

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