>>820
昔、テレビで聞いた話だが、明治の頃迄は、姉妹で名前を取り代えることがあったそうだ。
疱瘡(天然痘)が死病で、子供の病除けに赤いモノを身につけたり周囲においたりしてたんだと。
で、一度係ると二度は罹患しないというので、
軽い疱瘡で住んだ子供の名前を貰って、病除けにすることがあったそうだ。
(当時も人別帳があったので、通称として呼ぶとか、人別帳自体を書き換えて貰ったりした)
まあ、他人の子供との間でするとややこしくなるので、年の近い姉妹の名前を取り変えたりする。

女の子の場合、他家へ嫁ぐときに家格が釣り合うように別の家に養女に行ってから嫁ぐことが珍しくなかったそうで、
その時には名前を変える事が多かったから、その時に元の名前に戻すのが多かったんだとさ
(本名菊(お菊)で、花(お花)の名前と取り代えていれば、嫁入りの時に一度養子に行って、
そこで花→菊(家格によっては、菊野、菊江、小菊、)などに改名して嫁入る。