ある事象の推移を視覚的に解りやすくするために用いられる棒グラフ。
最近のテレビでの棒グラフを用いた表し方がスレタイ。
縦の数値の下の方に波線があって、数値が省略されてる。
例えとして、2000年には1000トンだった消費量が、2010年には950トン、2020年には900トンに減少する、という情報があったとする。
棒グラフでは縦の数値=量が、800トンより下が波線で無くなっていて、0→800→900→1000トンになっている為、棒の長さが2020年は2000年の1/10くらいしかない。
これではこの20年で1/10の量が減ってるだけなのに、総量として1/10になっちゃった!としか見えない。
そして画面に表示される時間は2秒くらいしかないから、縦と横の数値を把握してその推移を正確に理解する時間などない。
だから本来の目的である、『短時間で推移を視覚的に伝える』という棒グラフの意味が間違った方向に伝わってしまっている。