深夜山道の帰りに道に迷ってしまった時の話

道は一本道で迷うはずはないのだが、同じ場所をぐるぐる回ってる感じで景色がいっこうに変わらない様子
錯覚かと思ったがそうではない
まるでラビリンスに迷い混んだ錯覚に陥ったその時 霧が出てきて
「おいおい勘弁してくれよ」と思った
その時 明かりが見えた
そこに行くと、村があった
そこに住んでるであろう村人たちが深夜にも関わらずなんか奇妙な歌を歌いながら不気味な儀式をしていた
普通ならここで、「なんか普通じゃないヤバそう」と感じて引き返すのだが
何せ道に迷い困り果てていたので声かけるしかないんだが、その隙がない
隙がないというか 声をかけるきっかけがない
その時後ろから足跡がした
ビクッとなり振り向く
村の駐在員みたいな格好していたのでホッとし
「すみませんお聞きしたいことがありま…」
といいかけて驚愕
明らかに生きてる人ではない
その姿は死人そのもの
逃げようとしたその時
無線かなんかで連絡したかは知らないが
「了解 射殺します」
と言って拳銃をぶっぱなしてきた