>>97のつづき)

● 第3章 公文の事務所に提出したレポートの内容

第2章に出てくる、締め切り前日(水曜日)にさとるの宿題とセットにして
私が公文の事務所に提出したレポートのメモ書きは、こんな内容です。
前の週から下書きを繰り返したわけですが、父のカバンに入っていた
ビジネス文書をこっそり借りたりもして(ゴメン)、その文体を参考にしました。
時系列とか起承転結も意識しながら、公文への伝達事項を完成させました。

※ 現物が既になく、思い出しながら書いているので、正確さに自信はない。

┌──── メモ書きここから ────

│ 平成☆☆年☆☆月☆☆日

│ 公文の職員の皆様

│ 私は、☆☆中学校3年☆組の、こうじといいます。
│ 公文の会員であるさとると同じクラスです。

│ さて、突然ではありますがお伝えしたいことがあります。
│ 公文の宿題の「丸投げ・代筆」についてのことです。
│ 実は、今年の1学期以来、さとるの名で提出された公文の宿題(算数・英語)には、
│ さとるの命令で私が解かされて、しぶしぶ答えを書いた箇所が多数あります。
│ 代筆がばれないようにと筆跡までまねるよう命じられましたが、
│ さすがにそれは無理でした。
│ 過去の答案をさかのぼれば2人分の筆跡があることはわかると思います。

(つづく)