芸能界追放の島田紳助(55)はいうまでもなくトラブル男であり、その数もハンパじゃない。
04年秋、女性マネジャーAさんへの暴行事件は大騒ぎになったものだ。

紳助は今回の騒動で暴力団関係者と撮った写真について、
「探し回っても、あるわけない」と会見で完全否定したが、すぐに「見つかった」と報じられて、ウソがバレバレ。
だが、かつての暴行事件でも紳助の主張と日刊ゲンダイ本紙がAさんの関係者から聞いた話は大きく食い違い、紳助の鉄面皮ぶりに驚かされたものだ。

事件が起きたのは04年10月下旬。大阪ABC社内で、Aさんが紳助に挨拶するとその言い方が気に食わないといって別室に連れ込んでボコボコにしたというもの。
紳助は会見を開いて「100%僕が悪い」としながらも「平手で1回叩いた」などと語ったが、これが真っ赤なウソだった。

関係者が語った暴行は凄惨なものだった。
「彼女は(局内の部屋に連れていかれた時に)ドアにぶつかり、背中を打撲して足も捻挫。
それから紳助は部屋に鍵をかけて彼女の頭を拳でガンガンと4、5発以上思いきり殴った」。
そこでAさんは「やめて」と後ずさりしたが、次に紳助はAさんの髪をわしづかみにして壁にゴンゴンと4、5発以上も叩きつけた。

しかし、それで紳助の怒りは収まらず、Aさんが持っていたリュックを振り回して顔面を殴りつけ、怒声を発しながらAさんの顔にツバを吐いたという。
この時のツバがついたAさんの眼鏡、振り回したリュックの中に入っていて底が割れた虫よけスプレーも見せてもらった。
「平手で1発」が実際には「殺されるかもしれない」という恐怖を覚えるほど激しいものだったのだ。
今回の会見でも「この程度です」と暴力団関係者との関係を語った紳助の主張をやはりうのみにはできない。

ちなみに、この暴行事件では大阪簡易裁判所から「罰金30万円」の略式命令が下された。
Aさんは重いPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、苦しみながら損害賠償を求めて民事提訴。
昨秋、紳助に1045万円を払うように賠償命令が出たが、紳助は先の会見で「裁判中なんであまり言えない」と語り、まだ係争中のようだ。

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