>>339
鶴田浩二主演のスリラー映画だ。

俺の地元では、婦人会主催で老人向けのビデオ上映会があるんだけど、
電装人間を上映すると告知したら、普段来ない人もやってきた。
公民館がいっぱいになって、急遽プロジェクター使用に切り替えた。という笑い話があるよ。
当時の話題作だったらしい
(次回上映作品は、参加者からアンケート採って決める)



以下ネタバレ
遊園地のスリラーショーで男が殺された。彼の側には軍隊の認識票。
不可解な状況はマスコミの耳目を集め、多くの記者も取材に訪れた。その1人が鶴田浩二演じる敏腕記者。
時を同じくして、3人の男の元へ軍隊の認識票が送られる。
3人が犯人として思い浮かべたのは、軍隊時代のS兵長だった。
当時の日本軍は秘密裏に、物質伝送装置の研究を行なっていた。
Sは戦時中、その博士の護衛役を務めていた。
殺された男を含む4人は、敗戦のごたごたに紛れて秘密実験の資金や金塊を強奪。
Sと博士を忙殺した過去があった。
あの2人が生きていて、自分達への復讐を企てている。というのが3人の結論だった
そして殺されていく3人の男。犯人はやはりSだった。
s兵長は博士を護り、ひっそりと2人で実験を続けていたのだ。
最後の復讐の場へsが伝送された後、装置のある牧場近くの火山が噴火。
Sの復讐を止めようとしていた博士は、装置を止めた。
しかしその時のSは復讐を終え、博士の下へ伝送中だった。
出口を失ったSは、もがき苦しみながら電波の海に四散するのだった。