続き
友人が授乳で席を外した瞬間に友人宅の固定電話から警察に連絡してたら、すぐに友人に気付かれ、
「裏切り者が!」と殴り掛かられ、腕を折られ、痛みに耐えながら子供たちを守り続けてた時間が私にとっての修羅場。
5分ぐらいで友人宅に警察が来てくれて助かった。
連行される間際まで
「私は悪くない!私が捕まったら娘はどうなるの?お前覚えとけよー!」と叫んでたが、
上の子は殴られて上半身ドス黒い体、飢餓状態、肋骨と腰を骨折、お尻に数十個・前の象さんの少し上の部分に二個タバコを押し付けられた跡があり、私への傷害の件もあり、友人は懲役95年の判決。
何も知らなかった単身赴任中だったご主人も子の養育の権利を剥奪され、子供たちは施設に引き取られたのち養子に出された。
自分は間違った事はしていないと思いつつも、親子を引き離した事に罪悪感も感じ、自問自答の繰り返しだったけど、去年、日本にいてる私を探し出し、上の子の結婚式に招待してくれた。
嬉しさ半分、不安半分で参列させて貰った結婚式では、兄、新婦、妹、兄妹の今のご両親、新婦のご両親、沢山の新郎新婦の友人から感謝され、沢山良い涙を流させて貰った。
本当の父親から私宛ての「あの時あなたが気付いてくれたお陰で息子は救われた。本当にありがとう」と書かれた手紙を読んだ時、スーッと罪悪感が取れた。
もっと早くに会いに行ってれば、もっと早くに救えたのに…そもそも虐待自体を防げたのでは?と後悔した事もあるが、今は結婚式の余韻に浸っていたいと思う。