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高松2女児放置死　母が起訴内容認める方針　15日に初公判
2021年2月13日 16時41分

　高松市で女児2人が乗用車内に放置され死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の竹内麻理亜被告（27）の裁判員裁判が15日、高松地裁で始まる。竹内被告は起訴内容を認める予定で、争点は量刑となる見通し。

　起訴状などによると、2020年9月2日午後9時15分ごろから翌3日午後0時20分ごろまでの間、竹内被告はバーで飲酒しようなどと考え、市内の駐車場に止めた車に長女の真友理ちゃん（6）と次女の友理恵ちゃん（3）を放置し、熱中症で死亡させたとされる。

　香川県警の捜査で、竹内被告は2日夜、2人を車内に置き去りにしたまま市内の飲食店3軒を回って飲酒。1、2軒目は1人だったが、3日明け方ごろに3軒目のバーを知人男性と一緒に出た後、男性宅で過ごした。同日午後0時20分ごろ駐車場に戻って車を路上に移し、その約10分後に119番通報した。

　竹内被告は事件以前にも2人を車に放置して市内の繁華街で飲酒したことが複数回あった。2人を実家に預けようとして親に注意されたため、車に置き去りにするようになったという。駐車場では人目のつかないよう通りから離れた奥の区画に車を止め、2人の姿が見えないようにフロントガラスにサンシェードを付けたと説明していた。

https://mainichi.jp/articles/20210213/k00/00m/040/080000c