長いです、バス運転手に驚いた話

母と二人、私の運転で買い物に出ていた
交差点の右折レーンに入ったところで赤になったので停止
後ろには直進してきたバスが停まったのだが、車間距離がえらく狭いなと思った矢先に鳴り響くクラクション
続いてバスの運転手が降りてきて車のドアを拳で殴りつけてきた
窓を開けて話を聞くと「おたくが急ブレーキをかけたから乗客が転んで車内事故になった!警察を呼ぶからどこかで降りろ!」とのこと
助手席の母が前のめりになることもなかったし特に急ブレーキではなかったはずと首を傾げつつ近くのスタンドに車を停めて降りた
「会社に電話してくるから、その間にここに名前と連絡先を書け。あと車内の様子を見てみろ」と言われたのでバス内にお邪魔したが、早く出発して欲しそうな乗客がシーン…と座っているばかり
「転んだの誰ですか」と聞くとおばあさんが手を上げたが、だからといって何を見せたいのかわからなかった
で、バスから出たところで電話を終えた運転手が戻ってきたが、ここから態度が豹変
「いやあ、おたくも忙しいでしょうから警察へはこちらから言っておきますので!ドラレコ確認して、また何かありましたら警察から連絡行くと思いますわ」と低姿勢
「いや、ハッキリさせたいので警察行きますよ」と言ってもああだこうだとごねてこの場をお開きにしようとする
そのああだこうだの中で「いやね、右折信号が出てるのにおたくが急に止まられるもんだから」と言い訳のようなものも始まったが、その交差点、右折信号ないんだよ
そこを指摘するとますます慌てだして「そんなはずは…!」とか言いながら確認しに行って青ざめて戻ってきて今度は「いやあ光の反射で…」などと言う
なんのこっちゃ
次の予定もあったのでその場は見送って、後日バス会社に連絡して顛末をお話しました
その運転手、車内のドラレコだけを提出していたらしく、こちらの電話を受けて車外カメラを確認したら私の車を殴る様子がバッチリ映っていたとのこと
事業所の責任者が菓子折り持って謝罪に来ました
バスの運転手という、名札もつけて会社も背負ってる身でありながらあんな暴挙に出ることが衝撃だった