【緊急】原発研究者「泊原発が稼働していたら福島並の事故が起こっていたことが今回の事故でわかった。」
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1536417322/

http://news.livedoor.com/article/detail/15276541/
今回の地震を受け、「泊原発が稼働していたら、苫東厚真への依存度は下がっていたので全域停電は避けられた」という意見を言う人がいる。本当にそうなのか。

ある原発研究者は、名前を明記しないことを条件にこう答えてくれた。
「泊原発が発電していて、苫東厚真への依存度が低くなっていれば、理論上は全域停電は避けられたかもしれません。ただ、泊原発が動いていたら、もっと大変なことになっていたと思います」

この研究者によれば、苫東厚真が停止して、他の火力発電所が停止することで電力の需給バランスが崩れると、
泊原発から発電された電力は「出口」を失い、タービンが回転数を上げる。

原子炉内には蒸気がたまるので、それを排出しなくてはいけない。
制御棒を注入して核反応を抑えないといけない。
炉内を冷やすため冷却水を注入しないといけない。

重要なのは、これらの作業にはすべて電力が必要だということだ。もしも電力が失われていたら……。
東日本大震災のときの東京電力福島第一原発で起きた「全電源喪失事故」の再来、となっていたかもしれない。

今回の地震時、泊原発は約8時間にわたって外部電源を失った。幸いにもいまは「稼働停止中」であったため、大事故にはつながらなかったが、
全域停電という事態が起きれば、原発が暴走しかねない状況になることが、今回の地震でわかったのだ。

この原発研究者はこうも話した。
「いま規制委は各地の原発の再稼働にあたって安全審査をしていますが、全域停電で外部電源を失う事態は想定されていません」