前提として私は鬱病で、通院しています。
何かミスをしてからでは遅いので、会社の人には教えていたのですが、新卒で入ってきたAくんには伝えていませんでした。
まだ早いかなと思っていたからです。

しんどい時は休憩時間を利用して、応接室(空いている時だけ)のソファで寝ていました。
それを見たAくんは、サボり、と決めつけ、私への対応も悪くなりました。

その後私が鬱だと伝えたのですが、Aくんは
「鬱ってなんですか?病気?そんな病気あるんすか?サボり魔なだけでは?」
「ただ落ち込んでるだけじゃないですかー!もっとポジティブにいきましょうよ!だからサボりたくなっちゃうんですって!」
と、周りの空気もカチコチに凍っていました。
Aくんは大学を出ているはず、それなのに鬱病の存在を知らない?とショックでした。

で、ここでAくんから最も言ってはいけない一言が
「(私)さんより辛い人なんてたくさんいるし、生きたくても生きられない人いるじゃないですか!だからネガティブになっちゃダメですよ!」
その一言でスイッチが入ってしまい、Aくんに対して積もり積もっていたものもあり、涙が止まらず帰宅しました。

その後、鬱を隠して仕事していた方がいて、その方もAくんの言動を受け、鬱が悪化し退職。私も退職し、今は別の会社にいます。

テレビや本、ネットでいくらでもメンタルに関して載ってる時代に、鬱の存在自体知らない大卒ががいたことが衝撃でした。
偏見ですが、大卒は頭が良く知識が豊富という概念があったので。