久しぶりの連休で遠出して大きめの薬局に行った帰り、帰宅してから料理するのが面倒くさくなり薬局近くの定食屋で外食する事に。

外観はこじんまりした定食屋だったが内装は何だかちぐはぐで椅子の種類が全部違うわ壁紙はアジアンチックだわでこの時点で嫌な予感はしていた。
店長らしきオッサンもリストラにあった元窓際寸前の50代サラリーマンみたいだし渡されたお冷やも全然冷えてなくてさらに不安が高まった。
気を取り直してとりあえずメニューにオススメと書いてあるしなのそば?と豚の角煮定食を頼んだ。
さほど時間をおかずに来たが結論から言うと料理は全て微妙だった。
まず、しなのそば?出汁の味はするが根本的に塩気が足りなく備え付けの調味料はギャバだけだったのでコレジャナイ感が凄かった。
麺は縮れ撒くった中華麺みたいな奴で食感は面白いが味は普通。
次に豚の角煮&ご飯。大きめの角煮が三つにホウレンソウが付け合わせで付いていてボリュームはまずまずだったが薬味兼臭み取りの生姜が利きすぎて全く肉の味がしなかった。ご飯も芯が残っているような感じがして微妙だった。

ここまでなら「ああ、失敗したなぁ」程度で終わるのだがここからがスレタイ。

何とか食べ終えて一息つきお冷やをお代わりしに店長に話しかけたんだが

「お冷やを下さい」
「はいよー(水道水から直)」

一瞬、目を疑ったが確実に冷水ポット等ではなく直接水道の蛇口から水を入れて手渡してきた。
極論、飲食店の飲み水は全て水道水だが客の目の前で蛇口から直接渡す奴は初めてみた。
あまりの出来事に呆然としてると店長に

「あのー、申し訳ないが所用で店出なきゃならなくなったのでお会計して貰っても良いですか?」

飯食い終わって直ぐの客に対してこの言葉を言い放った時点でもう二度とこの店を利用するものかと誓った。

マジありえねぇ