デートの主導権を早くとらない男性を「情けない男」と呼び、早く行われれば「ストーカー・セクハラ・勘違い・レイプ犯」と呼び、うまく引っ張ってくれない場合「男らしくない」と呼ぶ。

鶉まどかの書く「クラッシャられ男子」は、男子だから情けないと評されるのであって、
女子だったら許されているのが現状だ。そこそこ可愛い女に生まれれば、クラッシャられ男子レベルの受け身ぶりでも、
口説かれて結婚して子供を産んで…と、ドロップアウトせずに人生の王道を歩み続けることが出来る。

受け身で居ることが許されず、口説いた相手に拒否されるリスクを男性だけが一方的に負わされているのが、
「男性差別」の一つなのだと思う。