>>26に補足
では何故ヨセフは妻の懐妊を隠そうとしたのか?

ヨセフのような立派な血筋の家には、特有の規制があって
性交渉をする期間が決められていた(贖罪月9月に産むため)
マリアの懐妊が明らかになったとき、ヨセフにはそれを恥じる理由があったわけ

それで天使ガブリエルに祝福してもらい、ようやく問題なく産んで良いことになるのだが
このガブリエルは実は天使ではない、これも語訳
当時の祭司には階級に天使の名前が付いていた
その階級を持つ祭司のことをガブリエルと呼んでいたわけ
教会の偉い人に、公的に妊娠出産を認めてもらった、といういきさつの記述
羽根をはやした天の御使いがバサバサ飛んでやって来たわけではないが
その方がドラマチックで絵になるので宗教画ではそうなってる