母の鬱病を私と妹に伝えなかった父の神経がわからんって話。
今から約10年前、母が鬱病の末、自殺した。
第一発見者は妹だった。
母が死んでから鬱病だったということを知った。
私も妹もまったく知らなかった。
父が親戚の前で、「コイツが学校が嫌だ嫌だって妻を困らせるから心の負担になってたんです」と、私のせいみたいに言い出したのが、まず神経わからんし修羅場。
高校に関しては死んだ母とお前が無理矢理行かせたんだろと思った。
高校に関してはこの話とは関係ないから省く。

葬儀が終わってから、「なんで鬱病のこと話さなかったの?」と私が父に聞いた。
すると、「言ってもどうせ理解しようともしないで、私と妹が母に暴言吐くと思った」だって。
母が鬱になった時、私は中学生で妹は小学校高学年。
妹は無理かもしれないけど、私は中学生だし、鬱病って病名くらい聞いたことあったし。
すごく重要なこと言わないくせに、母が死んでから「私と妹が母に冷たくしたから母が自殺した」と、自分は何も悪くないと言わんばかりの態度の父の神経がわからなかった。

あと、鬱病って診断されてるのに、病院で処方された薬を全然飲んでなかったらしい母の神経もわからなかった。
薬が合わないのか、薬だけじゃなくて医師も合わなかったのか、それともなんとなく飲みたくなかったから飲まなかったのか……。