雇用は増えたが… 生産性・賃金低いサービス業に集中
高度成長期と異なる構図
 増えた就業者の6割は介護事業などの保健衛生・社会事業が占めた。
次に就業者数を増やしたのは事務代行などの業務支援サービス業で76万人増。宿泊・飲食サービス業も12万人増えた。

 労働者1人当たりが生む付加価値(生産性)をみると、介護などの分野は12年〜16年に3.8%低下した。業務支援サービス業も9.5%、宿泊・飲食サービス業は3.1%それぞれ下がった。
 賃金水準も相対的に低い。厚生労働省の賃金構造基本統計から年収を推計すると、製造業は平均503万円なのに対し、宿泊・飲食は349万円、介護は348万円にとどまる。
12年からの年収の伸び率も製造業の3.6%に対し、介護はわずか0.4%増だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29130260X00C18A4EA3000/?ap=1


やっぱ老人が増えてこようが増えても現役世代は貧しくなるだけだった