アルコールは、胃腸から血液に混ざって、肝臓に行く
肝臓での分解は、すごく時間が掛かる
だから大量に酒を飲むと、肝臓フルパワーで可動しても分解が追いつかないので
分解待ちのアルコールが血液中に待機する事になる
毎日酒を飲んでると、アルコールが血液中に待機する状態が、長く続く
血中アルコール濃度が常に高い
数ヶ月なら問題はないが
3年〜4年と続くと、脳が「こいつの体内にはいつもアルコールがあるから、それデフォにするか」
と、アルコールがある状態がデフォルトになってしまう
脳は結構いい加減(面倒くさがり)なので、体内にアルコールがある状態が正常になってしまう
アルコールが体内から無くなると、異常と判断する
これが依存症
依存症の人が、酒が切れると体がプルプル痙攣するのは、脳が異常と判断しているから
酒を飲むと、シャキーンって正常に戻る
要は、体内にアルコールがある=正常、アルコールが無い=異常
という、アベコベの状態になってしまう
こうなってしまうと、常にアルコールを飲み続けるしか無い、そうなると肝臓はフル稼働し続けるので
やがて肝臓が壊れてしまう
肝硬変になって、全身から血を吹き出して死ぬ