自分もスレタイ話

スケートの高木菜那が会社の社長の話で、会社中に「一番じゃなければビリ」という
ポスターが貼ってあるという話で(その社長自身もスレタイだけどスレチなのでそれは割愛)
嫌な記憶が蘇ったので書かせてもらいます

うちの親父がまさに「トップ以外は価値がない」という人間だった

中学の期末テストで1学年452人中4番になったから嬉々として親に見せたら
母親はものすごく喜んでくれたけど、親父にはいきなり殴られた
「もう少し頑張れば1番になれたものを、怠けるからこういう情けない結果になるんだ!
これがオリンピックならメダルすらもらえない、予選落ちと同じだ!」って
さらに後日、採点ミスがあって5点アップしたら俺が3番になったから一応報告したら
「そんな人のミスで順位が上がって喜んでるようだからおまえはダメなんだ!」ってまた殴られた
高校に入って初めて学年トップ獲って、やっと褒めてもらえると思ったら「こんな高校で
トップ獲ったくらいでいい気になるな!」とまた殴られた

何が何でもトップを獲るというハングリー精神を養うための愛の鞭だとか言ってたみたいだけど
今考えると単なるDV親父

本人は若い頃から苦労して叩き上げで社長にまでなったわけだが、一度殴られた後で
「父さんの会社って業界でトップじゃないよね」と言ってみた
てっきり激昂するかと思ったら両拳を握ってボロボロ男泣きしていた

60過ぎたあたりでコロッと死んで、会社が自転車操業だったから何も残らなかったわ