凄くじゃなく、ちょっとだけ衝撃的だった話

祖父がとある有名(らしい)特撮番組の特撮技術担当で、TVのエンディングで時々名前が載る事は有ったが
名前で検索してもせいぜい1作品ぐらいしか出てこないぐらいの微妙な人だった
祖父が仕事をしていた頃は、役者だけでなくスタッフも結構芸名を名乗っていたらしく、当時の作品を見ると
確かに本名を少しだけもじった名前を使っていたらしい
数年前、祖父が数十年前に撮った某撮影所の風景が地元新聞の片隅に載った時に、突然変な電話が掛かってきた
「私は、○〇という作品のファンなのですが、△△(祖父の芸名)さんは名前を変えられたのですか?」
祖父の名前を知っている人がいただけでもびっくりだが、新聞の片隅の情報だけで「自宅の電話番号」まで
調べて電話してきた人がいて少々びっくり。
当時は芸名使っていたスタッフも多かった事を伝え、祖父が残していた当時のその作品の脚本(ぼろぼろで読めない)
をそういうコアなファンにプレゼントしますというとぜひ欲しいというので近所の公園でお会いして渡した
もう60歳を超えている方だったが、特撮の大ファンだったらしく喜んでくれた
しかし・・・コアなファン、ディープなファンの情報をかぎ取るセンスは凄いね