〜王道と邪道〜

今ほど邪道がまかり通っているように見える時代もあるまい

ハナシは脇道から入らさせていただくが
かわいそうに、S川元理財局長のごとき小男が単独で大悪事をなせることもあるまいて
邪道の政治屋の命令に逆らえずに悪の道に足を踏み入れたのであろう
もっとも、中央の政界・中央の官界というものは常に邪道の誘惑と隣り合わせの世界なのであるのかもしれんが

本題にはいる
SNSは、素の自分をさらけ出してるぶんには大して害はあるまい
自らの手で自らの個人情報を世界に発信しているというリスクはあるけれども
邪道なのは、偽りの(=盛った)自分を演出したり
現実における矮小な自分をごまかすために、徒党を組んで特定の何か(人物・団体)を
攻撃して(=マウントをとって)、自分が強くなれたと錯覚する場合であろう
そういう人々の内心の恐怖は、SNS上の自分が実体とかけ離れた演者にすぎないと露呈することである
したがって、偽りの自分やマウントをとる自分を維持しつづけるために、実体をあばかれそうな危険を察知すると
いたずらに(先制)攻撃的に相手の人格を感情的に非難し、罵倒し、一方的な勝利宣言をして偽りの自分を守ろうとするであろう
そのような精神の異様な昂揚状態・緊張状態の毎日を送るのは、たった一度の人生において不幸な選択と言わざるをえない

私個人は、口幅ったいのだが王道の生き方を選びたい
たとえバカにされようが、無視されようが、軽んじられようが
素のままの自分をさらして生きるほうが変な緊張状態に縛られることもなく、結果としてラクだからだ

蛇足であるけれども
ネット世論の流行?がSNSに移行したことにより、邪道の人々の多くがSNSに移住した結果5chが過疎化し
相対的に5chにおいて正論がまかりとうるようになったという副次的効果がもたらされたように見えるのは
私の錯覚であろうか?