震災にあったとき、市役所に避難してた。
道も壊れてしまっている中でとにかくいち早くと翌日すぐに駆けつけてくれた近隣県の水道局の方達がいて、
思い出すだけで泣けてくるんだけど、その人たちは急いできたからと私たちにすみませんすみませんと何度も謝りながら飲料水にはできない水を供給してくれていた。
当時とにかく水に困っていたし、とにかく水が欲しかった私としては有り難かった。
何よりも駆けつけてくれた気持ちがうれしかった。
ここからが神経わからん話なんだけど、
自分たちがもらう番になったとき60代くらいのおじさんが突然割り込んできて職員さんたちに「飲料水じゃないのか!だったら来るな!帰れ!飲料水をもってこい!」と怒鳴りつけていった。
職員さんたちは「本当にすみません。手洗いなどには使えるので必要な方はどうぞ」とずっと謝っていた。
自分が求めるものじゃなかったからって罵倒していく神経がわからん。
ずっと謝り倒している職員さんが不憫思えて泣けて来て、職員さんたちに謝らないでくださいと、ありがとうございますと言ってもらってきた。
さらに翌日、その職員さんたちが「このお水は飲めますよ!」と私たちに声かけてくれていろいろと泣きそうになった。
あの職員さんは今も元気だろうか。
震災にあった家をこの度引っ越すことになったので記念にカキコ。