オタの流れで思い出したけど大学生の時に付き合ってた人の話
夜に私の家の近くを彼氏と歩いていたら古民家の前で急に立ち止まって
「あぁ、無理だ…ここはきっつい…」と頭を抑え始めた
大丈夫?と聞いてもボソボソ怨念だとか厄介な意志がとか言ってて話にならない
古民家には色あせた病院の看板もあって、それを見て「そこらの心霊スポットよりもこういう小さな廃病院のほうがヤバイ
もっと生きたかったって念で渦巻いてる。ここの病院は恨まれすぎてる」うろ覚えだけどこんな感じのこと言いながら、舞台俳優っぽく頭を抑えていた
ちょっとイライラしたから古民家の敷地内に彼氏を引き連れてインターホン押して
出てきた私の祖母に彼氏が言ったことそのまま伝えたら祖母めちゃくちゃ笑ってた
祖母と現役皮膚科医の祖父も呼んでとっくの昔に表側の改装した綺麗な皮膚科クリニック見せてあげたら
彼氏逆ギレして「俺のメンツ潰すとか最低だな」と意味不明なこと言ってきたので凄く冷めてもうその場で別れた
その後も大学では私がお化け屋敷に住んでるとかヤブ医者一家とか言われて凄く悔しかったけど
元々銀魂口調で浮いていた人だから周りからもハイハイって感じだったからまだマシだった
でもあの古民家がうちの祖父母の家じゃなかったとしても、心霊スポット行く人大嫌いだからどのみち別れていたと思う
あと町の皮膚科なので死者も出してないしあんまり変な噂流すと訴えるかもと共通の知り合いに言ってみたら
LINEで「俺そんなこと言った?は?いいがかり?」って一文ずつ何十通も送ってきてクソキモかった