横断歩道に差し掛かったので、止まって待つことにした。
この横断歩道は、歩行者が待っていても100%車は止まらないので、いつも諦めて待つことにしている。
ちょうど銀色の軽自動車が通り過ぎたら渡れそうだった。
早く通りすぎないかなと思いつつ、ふっと携帯電話に視線を落とした。
その瞬間、けたたましいクラクションの音。
顔をあげると銀色の軽自動車が横断歩道の上に止まっていて、わざわざ窓をあけ
「危ないよ!」
と言ってから通りすぎた。
立ち止まって待たせておいて、隙あらば文句言ってやろうって感じのおじいさんだった。
非常にむかつく。