僕が二十歳とか21歳だったかの出来事。
親父が住宅展示場へ行かないか?って事で当時元気だった祖父母とで家族で行った。
僕は半分子供のようなものだったから、ただ家族に付いて行くのみだった。

親父が案内人に色々説明受けていて、
親父の質問に対しても案内人は「今はあまり聞きませんね。材質も良くなってきているので気にするまではいかなくなりました」とか「これは今は人気ですよ」とか。

そして大正生まれ戦争を経験してきた祖父さんが、少しブーブー言い出した。

まあ、戦時中当時になかったものが住宅展示場にあるのだから、ブーブー言うのもうなずける。

どうしてそういう戦時中の人の考えを無視して、ハウスメーカーは最先端の家を開発するの?