ハタチの時に交通事故にあった。
頭から着地して脳挫傷だの骨折だの
言語障害や麻痺も出てたレベルで酷かった
そんな中いつでも頭の中お花畑の母がやらかした。

どうやら2ヶ月程昏睡してて目覚めた時は
泣いて喜んでくれてた、それはいいけど
私の彼氏や友人に許可もなく一斉に連絡しやがった。
こんな姿誰にも見られたくないのに、
呂律が回らなくまともに喋れないのに、
見舞いに来た人達はみんな絶句していた。
中でも彼氏は真っ青通り越して真っ白になってた。
あの絶望しきった顔は今でも忘れられない
「ごめんなさい、帰ってください」と必死に伝える中
母はいいじゃないの〜心配してたんだから〜って。

少しでもリハビリして少しでもまともに
喋れるようになってから会いたかった。
1番酷い状態の時に何故勝手に呼んだのか、
そんな状態みたらドン引きされるに決まってるのに。
結局会いに来てくれた友人の半分はそれから
疎遠になったし彼氏には自分から別れを告げた。

母は今でも変わらない、善意の押し売り人間
疎遠気味だけど毎年いらないと言ってるのに
送ってくる大きなスイカをみては思い出す話でした。